捻挫とは文字通り関節を「捻り挫く(ねじりくじく)」事を言います。
捻挫は関節の可動の許容範囲を超えた動きが強要された時に生じる為、関節を包む関節包(かんせつほう)や 骨と骨を繋ぐ靭帯など、関節周りの軟部組織の損傷が大なり小なり必ず起こります。
そして、その多くは損傷した部位に痛み、腫れ、熱感等の炎症反応が出現します。
捻挫は関節がある部位なら場所を限定せず(全身に)起こり得ますが、現実的には起きやすい関節、起こりにくい関節があります。最も起こりやすい部位は足関節(足首)です。
一般的に捻挫と言えば、足関節捻挫を意味するくらい発生頻度は高いようです。
その他には
1. ぎっくり腰 (腰椎 / 背骨の関節)
2. ムチウチ (頚椎 / 首の骨の関節)
3. 突き指 (指の関節)
4. 肩関節
の捻挫などがよく起こります。
受傷したらすぐにR.I.CE処置 (詳しくはこちら)を行い、炎症の広がりを抑えます。
また鍼灸治療を併用するとは、捻挫によって生じた周囲の筋肉の緊張を緩和し、血液循環を高める効果があるので回復を早めることが出来ます。
しばらく固定を続け、炎症がおさまった段階で
受傷前の筋力に近付ける為のプログラムを組みます。
早期に治療を開始し悪化を防ぐ事で、復帰を早める事が出来ます。 素人判断はせず、軽いねんざと思っても治療家の診断を受ける事をお薦めします。
怪我した日は入浴を控えましょう。
アルコールの飲酒も厳禁です。
最も起こりやすい足関節捻挫(そくかんせつねんざ)については⇒こちらからどうぞ。
足関節捻挫の治療法としてテーピングについては⇒こちらからどうぞ。
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